○月X日
宇宙少年はやはりまだまだ、心の安定にはほど遠く学校はお休みとなりました。
この頃は絶対に学校に行かせたいとか、勉強が遅れてしまう(実際に勉強はしていませんでした)などの気持ちは一切なく、ただ理解してくれる人の力を借りながら宇宙少年を育てていきたいと思っていました。
宇宙少年がお休みしている間もF先生と連絡をとりながら、これからどうするかを考えました。
F先生が宇宙少年が好きそうな実験の本を持っていて、しかも昔の本(古いの大好き)があるから学校においでとの事。
まんまと宇宙少年、このおいしい話に乗っかりサポート教室へ行く事になりました。
F先生の提案で『私が校舎の外に本を持って行くので、見て帰るだけにしましょう。』
『楽しかったと思って帰るのがポイントです!』
案の定、本を手にした宇宙少年は外で楽しそうに読んでいました。(笑)
大人って子供が1つできるとすぐに次のハードルを用意してしまいますよね。
宇宙少年はスモールステップです。同じハードルを何度も飛んで、確実に何度も前に進みました。
つづく
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