0 未就園の話のまとめ

○月X日

言葉はすべて『あ〜』多動で『誰かその子を止めて下さい』って叫んでました(笑)

2才頃の話です。

宇宙少年は言葉が出るのが遅く、とても心配していました。

ネットで調べると怖いことばかり書いてあるし(汗)どうしよう?!と不安の中、お役所の発達相談に関する相談ページを見つけて、相談予約はしたものも不安で眠れない日が続きました。

言葉はすべて『 あ〜 』でした(笑)

コチラの言っている事は理解している様子。

トミカは車名を言えば持ってきます。そしてキレイに一直線に並べます(笑)

クレーン現象も多く、好きな映画のシーンを何度も何度も観ます!

そして超多動(汗)手を離した途端、走っていきます。しかも速いです(汗)

いつも汗だくで追いかけていました(若かったです!)

ある日は交通量の多い場所で、走っていってしまった為、『 誰かその子を止めてくださいっ!! 』ってマジで叫んでしまいました。

診断書には“ 広汎性発達障害“って書いてありました。

そしてとうとう、発達相談所の相談日がきました。

緊張の中、先生と今までの経緯と現在の状況、心配している事を相談しました。

受診後、1通の封印されている封筒をもらい、これを持って早めに小児科を受診して下さいと言われました。

この封筒、気になりすぎて家に帰ってすぐに開けてしまいました(ドキドキ)

私は秘密の鍵をひねってしまいました。

中には『 広汎性発達障害 』と書いてありました。

下の方に、子供よりもお母さんが心配とも書いてありました(笑)

しかし、ショックのあまり外出が極端に減り、3ヶ月位 不安と恐怖で泣いてしまう日々が続きました。

本当に毎日泣いていました。

しかし子供は成長します。

泣いてばかりでいられるかと、腹をくくり前進する事に決めました。

まずは教えてもらった『 療育 』とやらに行くやるー!

ひと目でわかるよう、見通しをつける事が大事(目からの情報が1番わかりやすい)

まずは面談で特性を話し、療育(エウロパ園)がスタートしました。

エウロパ園に行くと、8人チームで一緒に参加する子供とお母さんがいました。先生がピアノで歌を歌い始めて、療育のスタートです!

まずは今日やる事を、ホワイトボードに絵やカードを使ってわかりやすく説明してくれました。

やはり目で見てわかる、見通しをつけてあげる事が大事ですね。(目からの情報が1番わかりやすく超大事!)

音楽に合わせての体操、お絵描き(塗り絵)等、先生たちは素晴らしく楽しい療育は発達障害の子たちにとってとても考えられた良いプログラムだと思いました。

私(emu)もとても楽しく参加でき、月に3〜4回ありましたが、もっと通いたいと思ったほど楽しい療育でした。

雑談タイムで聞いたメカラウロコの情報を2つ書きます。

①食の細い子の悩み

たくさん食べさせたいと、大盛りにしてない?

気持ちはわかるけど、食べきれる分だけ、本当に少なく『 おかわりっ 』って言えるくらい少量でいいわよと教えてもらいました。

また、あるお母さんはおそばを一本ずつ、おわんの入れて“ わんこそば “状態で食べさせると子供も楽しく、よく食べるようになったと言っていました。

②衝動ですぐに手が出てしまうという悩み

ぶたなかった時をほめる。

『 ぶっちゃダメ! 』って言いがちだけど、『 ぶたないよっ !』と言って、してほしい事を伝えるんです。

そして『 ぶたないよっ! 』ができたら、ほめちぎる。

『 廊下は走らない! 』 ではなく、『 廊下は歩きましょう! 』です。

1度でできたら、すごい事ですが、最初は中々うまくいかないので、何度も何度も辛抱強く(ここ大事)繰り返してくださいと教えてもらいました。

プレスクール(幼稚園の入学前)はオススメ

療育へ通う中、プレスクール(幼稚園の入学前に行ける場所)の存在を知り、早速見学に行きました。

そこはあるお寺の境内の一角にありました。相談したら『 全く問題なし! 』との事で、通うことにしました。

私もお弁当を作ったり、集団生活の中で宇宙少年の様子が見れたりと、プラスになる事が多くプレスクールはオススメです。

『うちの子、発達障害だったかな?』と忘れるほど、タイタン幼稚園は素晴らしかった。

例によってタイタン幼稚園(園長先生)へ入学相談に行くと、コチラがビックリするほど『 問題ありません!! 』とのお言葉頂き、無事に入学できました。(地元では超有名な幼稚園)

園長をはじめ、先生方全員が素晴らしく、『 うちの子発達障害だったかな? 』と思うほど、丁寧に育ててもらいました。

特性を理解し、親が微調整する事で、子供は成長できる。

療育は早く始めるほど良いと、言われています。

本当にそうだと思います。

持っている特性は治らないにしても、小さい頃からその子の特性に合わせて何度も繰り返し、微調整をする事で、かなり特性は薄くなると思います。

結果、療育は小学校入学前まで通いました。

小学校1年生編へつづく

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