不登校・発達障害　2人3脚　うらみち街道

宇宙少年の机やロッカー、下駄箱がないことをまずF先生にお相談しました。F先生から校長に伝えてもらい、今回の面談となりました。めでたく宇宙少年の居場所ができました！！2年1組の教室、支援級には机とロッカー、そして登校口日は下駄箱を用意してもらえました！それと正式に、給食も食べてOKになりました！

いずれかは支援級へ、移らなければならない話をしていたので、プレイルームで遊んだりと少しづつ慣れていこうと思っていました。宇宙少年　『　支援級にはボクの机とか、ローカーはあるの？？　』と聞かれ　私（emu）　『　あーえーっと、、、まだ、、ないかもね、、、』　机・ロッカー・下駄箱、その他諸々、1つも宇宙少年の居場所はありませんでした。

宇宙少年はF先生とよく、学校探検をしていました。授業中はシーンっとしているので、その時間を狙って校舎の中を探検します。無理のない流れの中で、楽しかったな！！自分もなかなかガンバったぞ！！と自己肯定感を積み重ねていきました(^^)

院長先生が大学病院のNICUに勤務している時、病院とは別に、ハンディをもって産まれてくる赤ちゃんと、お母さんのために、ダウン症の会や発達障害の子の支援教室を作っていたそうです。のちに独立して、マーズこどもクリニックを設立されました。（地元では有名な病院です！）

F先生が待っているサポート教室には、すっ飛んでいくようになりました。私がノロノロしていると『　早く！早くっ！　』とせかされてしまう程です。(^^) サポート教室でゲームや、プレイルームで楽しく遊んでいたかと思うと、気分がクルっと変わってしまって『　帰る　』になってしまいます。給食も食べようとしたとたんに『　帰る　』となってしまい帰りましたが、途中で『　やっぱり給食を食べる！　』となり、急いでF先生に電話して給食を食べに戻った事もありました（笑笑）」

宇宙少年は、小1の担任（いじわる先生）にされてきた事が恐怖心として残っていて、大人にまた何かされて　“ 傷つきたくない　“ 気持ちが大きく、自分を守る行動をよくしていました。F先生も、そんな宇宙少年の気持ちを汲んでくれて、『　大丈夫だよっ！怖いことは何もしないよっ！　』と言わんばかりの対応をしてくれていました。

サポート教室ではF先生が自作で作ったゲームを、よくやっていました。その中でも宝さがしゲームは特にお気に入りで、おうちに帰ってきてからもK氏（アスペルガー気質の夫）に、宝さがしゲームを出題してました。

○月X日 ガニメデ君も宇宙少年も他者との関わりがとても苦手で、コミュニケーションも笑ってしまう位ぎこちない2人（笑） 苦手な所を少しずつでも底上げしてくれる、サポート教室の先生達には本当に感謝し、とても信頼を寄せていま...

F先生が、ガニメデ君担当の先生と話し合って、宇宙少年がスーパーで作った凧を一緒に作る段取りをしてくれました。宇宙少年がプレイルームに合流すると『　待ってましたっ！　』と言わんばかりに先生達が凧を作る工作台で『　今日は宇宙少年くんが凧の作り方を教えてくれまーす！　』袋にヒモをテープで付けるだけの簡単な工作ですが、ガニメデ君もパパッと作って、ビニール凧にの空気を入れながら、走り回っていました。

サポート教室に通っている子は、みんな違うカリキュラムですが、2時間枠の中で1時間目は勉強・2時間目はプレイルームにしている子が多いそうです。宇宙少年は学校へ来るので精一杯だし、他の子とゲームなんて（ルールが苦手です）とて高いハードルです。だから、常にF先生と私の3人でプレイルームでは遊んでいました。